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Three Concepts of Circles

3つの輪の生き方

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「3つの輪の生き方」とは、人間関係と自己成長を健全に保つためのコンセプトです。私たちの生活は、自分自身、周囲の人々、そして広い社会の中でさまざまな役割を果たすことから成り立っています。しかしこのバランスが崩れると、ストレスや心の不調が生じることがあります。この提案は、そのバランスを取り戻すための方法論です。

心がただひとつのことのみに集中する「ワンボックス」的な生き方では、ストレスへの耐性が低く、生活の変化や困難に対処することが難しくなります。人生は喜びや悲しみ、喪失や挑戦を含むものであり、その中で感じる危機感や悲しみに向き合うためには、自己コントロールの力が必要です。この力を育てるために、私たちは若いうちから心のバランスを保つことが大切です。

「3つの輪の生き方」では、心がワンボックスに閉じこもることなく、少なくとも3つの異なる世界を持つことを提唱しています。まず、自分自身と向き合う輪。そして、自分の周りの人々との関係を築く輪。最後に、広い社会や世界とのつながりを意識する輪です。これらの輪は、バランスを保つための柱となります。

 

それぞれの輪を大切にし、バランスを保ちながら生きることが、ストレスや心の不調を軽減し、充実した人生につながります。そしてどの輪も互いに関連し合い、健全な人間関係や自己成長に貢献します。

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マザーリング&ライフマネジメント研究所 代表 近藤和子

株式会社ダイヤル・サービスでの電話相談員や、株式会社生活科学研究所での担当部長を経て、1982年にマザーリング研究所を設立しました。彼女は「マザーリング」と「エモーショナルサポート」という概念を中心にし、執筆活動や講演、企業研修講師、セミナーなどを通じて活動してきました。さらに、企業のC・I(企業アイデンティティ)やブラ

ンドイメージづくりにも参画し、幅広い分野で活躍しています。

カウンセリングマインドを生かしたインタビュー手法を駆使し、顧客の「不安と不満のニーズ」を捉え分析し、トータル・プロデュース力を発揮しています。その能力は高く評価されており、企画と実践の両面で顕著な成果を上げています。

現在、医療接遇の向上だけでなく、「人生の最期は幸福に」という願いから、終末期医療に携わる関係者(高齢者・家族・医療介護職)に向けて、死を受容する「自然な看取りへの覚悟を勧める」講演を続けています。同時に、哀しみに共感し、関係性を育むケアとして「看取り」と「エモーショナルサポート」の普及に力を注いでいます。

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