
1.医療従事者のためのコミュニケーション研修
医療従事者のためのコミュニケーション研修
Human-Centered Communication for Healthcare Professionals
この研修では、医療現場における適切なコミュニケーションを、ワークを通して体験的に学ぶことで、対応力を伸ばし、病院や施設における医療サービスの向上を目指します。単なる丁寧な態度や言葉遣いの練習ではなく、共に良い医療を目指すための、すべての医療現場における人間関係の不安を解消する技術として提案するものです。特に、以下の目標を掲げます。
① 「医療接遇」の視点に立ち、患者家族との関わりを円滑にし、信頼関係を向上させる
・ 家族への説明・対応時のコミュニケーション力を高める。
・ クレームや悲嘆(グリーフ)対応の考え方を学ぶ。
・ ACP(人生会議)の視点を踏まえ、患者本人と家族の意思を尊重する関わりを学ぶ。
② 医療現場のコミュニケーションを見直し、医療従事者同士の結束を強める
・新人や後輩が「先輩や上司に質問できる力」を身につける。
・中堅職員が、忙しい中でも「後輩が質問しやすい環境」を作る力を学ぶ。
・「質問を受け入れる力」「家族対応力」「医療接遇力」を身につける。
2.医療従事者のためのACP研修
医療従事者のためのACP研修
本研修では、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)と看取りの関係性を理解し、多職種が連携して尊厳ある意思決定支援を実践するための視点を学びます。
形式:グループワークを含む参加型研修(定員30名)
対象者:医師、歯科医師、薬剤師、看護師、コメディカル、病院相談員、介護支援専門員
期待される成果
・ ACPと看取りの関係を理解し、意思決定支援の本質を学べる
・ 多職種連携の重要性を再認識し、それぞれの役割を考えられる
・ ディスカッションし合い、実践的な対応を考えられる
・ ACPの視点に「マザーリング(寄り添うケア)」を加え、より良い支援を考察する